玉ねぎ栽培に挑戦 保存がきくネオアースを植えてみた

玉ねぎ, 農業

玉ねぎ

今年の冬は畑に空きあるので、玉ねぎの栽培に挑戦してみようと思います。
とはいえ長ネギ栽培の経験はあるものの、実は玉ねぎの栽培は初挑戦。
失敗しないよう、しっかり調べてから植えていきたいと思います。

玉ねぎの育て方

玉ねぎ栽培

玉ねぎは露地栽培の場合、10~11月ごろに苗を定植し、翌年5~6月ごろに収穫します。
冬の間、畑に植えっぱなしにするんですね。

追肥は2回行います。
1回目の追肥は11~12月ごろ、2回目は翌年の2~3月ごろ。

5~6月ごろになると葉が自然と倒れ始めるので、全体の8割方葉が倒れたら収穫。
収穫は土が乾いている晴れた日に行います。
雨が降ると玉ねぎが多湿になり、収穫後に傷みやすくなるとのこと。

収穫した玉ねぎは、天日で1~3日ほど乾かします。

これを紐で縛るなどして、風通しが良く雨と直射日光が当たらない場所で吊るし保存。
早生種なら8月ごろまで、晩生種なら12月~翌年3月くらいまで保存できます。

とまあ、玉ねぎ栽培の主な流れはこんな感じ。

長ネギの場合は「土寄せ」というとても面倒な作業があったのですが、どうやら玉ねぎでは必要ないみたいですね。
しかもネギ科の植物は乾燥に強く湿気に弱いため、水やりの必要もありません。
また、この辺りは冬は雪が積もるので、その間は雑草も気にせずに済みそう。
冬の間畑を遊ばせとかずに済んで、その上さほど手間もかからないなんて、面倒くさがりの私にぴったりの理想的な作物です(笑)。

保存がきく玉ねぎネオアース!

種から育てるには時期が遅いので、今回は苗から育てていきます。
近所のホームセンターで、50本398円の玉ねぎの苗を買ってきました。

ネオアースの苗

今回植えるのは、この「ネオアース」という品種です。
晩生種で、収穫後は翌年3月くらいまで保存できるという優れもの。
売り場にある中で保存期間が一番長かったので、これにしました。

近くに苗を売っている所がない場合は、ネット通販でも買えますよ。

値段もお店で買うのとそんなに変わりません。

あ、ちなみに畝(うね)ですが、苗を購入する1週間ほど前に作っておきました。

玉ねぎの畝

石灰元肥も施してあるので、さっそく苗を植えていくことにしましょう。

玉ねぎの植え付け

玉ねぎは苗を深く植えてしまうと、縦長で丸みのない形に育ってしまいます。
このため植えるときは苗の白い部分が見えるよう、浅く植えていきます。

玉ねぎの苗

この白い部分が半分くらい地表に見えるようにして、

玉ねぎの植え付け

こんな感じで浅めに植えます。

また、成長したときに玉同士がぶつからないよう、株間は15cmほど空けておきます。

玉ねぎの苗の植え付け

50本×6束で合計300本、半日かけて植え終わりました!

玉ねぎ畑

ズラリと苗が並んでいるのを見るとちょっと壮観です。
我ながら初めてにしてはきれいに植えられたのではないでしょうか。

苗が定着するまで数日間は水やりをしますが、後の作業は追肥と草取りくらいのものです。
来年の春が楽しみですね。