玉ねぎ栽培の反省点!失敗したことや注意点をまとめてみた!
昨年の10月~11月頃に植えた玉ねぎ。
先日ついに収穫しました!
初めての玉ねぎ栽培でしたが、なんとか無事収穫まで漕ぎ着けることができました。
(↑の画像でまだ全体の1/4くらいの量です♪)
とはいえ、「トウ立ち」してしまったり、成長が悪くて玉が小さかったりなど、反省点も多々見つかりました。
そこで今回は、この9ヶ月間の玉ねぎ栽培の中で気付いた反省点・注意点などをまとめておこうと思います。
トウ立ちしてしまった!
一番の反省点は、何といってもこれ。
植えた苗の半数近くが「トウ立ち」してしまったことです。
「トウ立ち」というのは、先端につぼみのついた茎(花芽といいます)が伸びてきた状態のこと。
玉ねぎが花を咲かせて種子を残そうとしているわけですね。
玉ねぎがトウ立ちしてしまうと、次のようなデメリットがあります。
・玉ねぎの内部に硬い芯のような部分ができてしまい、食感が悪くなる
・トウ立ちした玉ねぎは傷みやすくなり、長期保存に向かない
・トウ立ちすると芯ができて葉が倒れないため、収穫時期がわかりにくい
ウチの場合は春になって暖かくなった途端、一気にトウ立ちが始まりました。
(仕方ないので1本1本トウを摘んで回りました。)
玉ねぎのトウ立ちは、苗が一定の大きさ以上のときに、一定の低温状態に一定期間さらされることで起こります。
よって対策としては、冬になる前に肥料をやり過ぎないこと、そしてマルチシートなどで保温することなどが挙げられます。
植え付けは10月中に!11月では遅い!
昨年は10月と11月の2回に分けて、玉ねぎの苗を植え付けてみました。
そのうち10月に植えた方はしっかり成長し、市販品と遜色ないくらいの大きさに育ってくれました。
一方、11月に植えた方は玉の成長が悪く、小さなものしか取れませんでした。
私の住んでいるのは、長野県の北部の地域。
いわゆる「寒冷地」に属します。
もっと暖かい地域でなら11月でも大丈夫なのかもしれませんが、このあたりでは11月にはすでに寒く、植え付けには遅かったようです。
来年は10月中に全て植え付けるようにしたいと思います。
霜で苗が浮いてきて抜ける!
このあたりは寒冷地のため、冬は頻繁に霜が降ります。
霜が降りると地面に霜柱が立つため、植え付けた玉ねぎの苗が浮いてきて抜けてしまうことがありました。
霜対策としては、マルチシートによる保温が有効なようです。
また苗の株元に、もみ殻や堆肥などを撒いて保温するのも有効だそうです。
ちなみに10月と11月に植えた苗では、11月に植えた方が根の張りが浅かったようで、より多くの苗が抜けてしまっていました。
やはりこのあたりの地域では、植え付けは10月中に行うことが重要なようです。
6月は梅雨で収穫タイミングが難しい!
玉ねぎの収穫は概ね6月ごろに行い、土から抜いたあと1~2日ほど天日干しにします。
ここでよく乾燥させておかないと、傷みやすくなり長期保存が難しくなってしまいます。
しかし、6月といえば梅雨の時期。
天日干しには晴れた日が数日間続く必要があるため、収穫のタイミングの見極めがとても難しかったです。
来年は、6月に入ったら梅雨入り前に収穫してしまいたいと思います。
おわりに
というわけで今回は、玉ねぎ栽培の反省点・注意点をまとめてみました。
来年はこれらの反省を活かしてもっと出来の良いものを作りたいと思います。
興味のある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ではでは~。
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